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<過去記事>もぜひ読んでください。
→田中力にユタ大学がオファー~NCAA x アジア・オセアニア
→NCAAカレッジバスケットボール-コーチ交代と田中力選手+転校生
田中力選手が進む、NCAAディビジョン1の大学は?
須藤タイレル拓(Taku Tyrell Youngblood)選手ともども、田中力選手からも引き続き目を離せません。
本来ならば、2021年秋に大学進学を果たしていたはずの田中力選手もまた、リクルート活動において、コロナによる影響を受けました。
加えて、せっかくD1ハイメジャー・ユタ大学からのオファーを獲得しながら、当のユタ大学コーチ陣の全解任。
※コロナ特例により2020-2021シーズンの選手活動はカウントされず、ロスター枠が埋まってしまったことが理由とする向きもありますが、個人的には、当該オファーを出したコーチが解任されてしまったことが最大の要因であると思います。
こちらを見てもわかるとおり、前コーチの”息のかかった”選手の多くが転出しており(よくあることです)、「枠が埋まった」ことは理由になりえません。
ともかく、ユタ大学からオファーを獲得したことは間違いのない事実。
紆余曲折あるにせよ、田中力選手が今年2022年、NCAAディビジョン1校に進むのは確実でしょう!
田中力選手が進むのは「どのNCAAディビジョン1スクールか?」
よって、田中力選手の場合は「D1にいけるか」ではなく「どのD1に進むか」が焦点。
そして、これは高い確率で、ユタ大学同様の、西部のカレッジになるのではないでしょうか。
渡米後、フロリダ州のIMGアカデミー→ハワイ→ユタ→LAと移ってきた田中選手は、ユタにいるときにユタ大学ユテス(ユーツ)からオファーを得ています。
インターネットがこれほど普及しても、カレッジリクルーターは、やはり実際にプレイを見ることができる選手を勧誘するもの。
田中選手は「西の」ディビジョン1スクールに進むでしょう。
田中力選手の進学先予想
なかなか予想はできません。
と言うのも、大西部には多くのディビジョン1スクールが存在するからです。
やや絞って、ロッキー山脈よりも西と限定してもまだまだ多い。(コロラド州の学校も捨てがたいですが)
今後、田中力選手に正式にオファーを出し、そして田中選手側の希望と合致するのはどのカレッジでしょうか。
まず候補としてあげられるのは、ユタ大学がオファーを出した際に、同様に興味を示した学校。
同じユタ州のブリガムヤング(BYU)、ユタバレーにウィーバーステイト。
そしてBYUやゴンザガと同じく、WCCカンファレンス所属のサンタクララとハワイ。
いずれも、ユタ大学に劣らない名門ですし、コーチの交代はない。
※サンフランシスコ大学(WCC)は・・・もよく見聞きしますが、あれはベリタスのチーム単位でのキャンパス訪問。田中選手個人に、USFがオファーはもちろん、興味を示したということではありません。2022に向けては、この先オファーを出すこともあるかもしれませんが。
これに加え、現在田中力選手が拠点としているロサンゼルスエリアのカレッジがどう動くか。
ユタと同じハイメジャー集団・パック12カンファレンスからのオファーなら万々歳ですが、WCC、そしてマウンテンウェストカンファレンスにも、ミッドメジャー上位の大学がひしめいており、、、
どの大学と相思相愛となるか、楽しみで仕方ありません。
田中力選手の現在~2021-2022
田中選手が現在所属するのは、ベリタスプレップ。
ロサンゼルス近郊、サンタフェスプリングスにある”新興アカデミー”。
なかなかフルゲームの視聴はままなりませんが、IMG時代よりも、特にスピードに磨きがかかっているように見えます。
富永啓生選手のようなシューティング、須藤タイレル拓選手のような身体能力。
これら突出した何かをもっているわけではない田中選手ですが、6-2というサイズのPGはディビジョン1で十分に重宝されるもの。
どこまで伸びるか。どこまで高いレベルからのオファーを獲得できるか。
期待です。
最初に映るのは、レブロンの息子ブロニージェイムズと同じ、シェラキャニオンに進んだ7フッター、マジョクチョル(チュオル)。ソンメイカー以降、いったいどれだけのタレントが眠っているのか想像もつかない、南スーダン出身の選手。
※リンク先、シェラキャニオンには、ネブラスカに進むラメルロイド(Jr.)含め、多くの2世選手がいます。
<追記>
ベリタスプレップの視聴については、こちらやこちらを調べてみます。
→同じく公式インスタグラム
→参考記事 *IMG時代のメンタル不調は知らなかったです。