NCAAカレッジバスケットボール。
結局のところ、今季も変わらず面白いです。
そしてそのエキサイティングな環境に、年々日本人選手が増えているので面白さは倍増。
今回は開幕から1か月強を経過した、NCAAバスケットボールについて。
※ラストイヤーとなる、ネブラスカ大学の富永啓生選手を中心に見ております。
2024年NCAA優勝校が決定?第6週のランキング
ランク | AP | ケンポン |
1 | アリゾナ(8-0) | ヒューストン |
2 | カンザス(9-1) | アリゾナ |
3 | パデュー(9-1) | パデュー |
4 | ヒューストン(10-0) | コネティカット |
5 | コネティカット(9-1) | マーケット |
6 | ベイラー(9-0) | クレイトン |
7 | マーケット(8-2) | ベイラー |
8 | クレイトン(8-1) | ブリガムヤング |
9 | ノースカロライナ(7-2) | テネシー |
10 | ゴンザガ(8-2) | アラバマ(6-3) |
11 | オクラホマ(9-0) | オーバーン(6-2) |
12 | テネシー(7-3) | カンザス |
13 | クレムソン(9-0) | ゴンザガ |
14 | ケンタッキー(7-2) | デューク |
15 | フロリダアトランティック(7-2) | ウィスコンシン |
16 | イリノイ(7-2) | イリノイ |
17 | コロラドステイト(9-1) | ノースカロライナ |
18 | ブリガムヤング(8-1) | アイオワステイト(8-2) |
19 | テキサス(7-2) | オクラホマ |
20 | ジェームスマディソン(10-0) | フロリダアトランティック |
21 | デューク(7-3) | コロラド(7-2) |
22 | バージニア(8-1) | ケンタッキー |
23 | ウィスコンシン(7-3) | テキサスA&M(7-3) |
24 | マイアミ(フロリダ)(7-2) | バージニア |
25 | ノースウェスタン(7-1) | クレムソン |
記者投票であるAPと、徹底的に数字ベースであるケンポンとで大きく違う(10戦全勝のジェームスマディソンがケンポンでは71位。。。)ランキングをはじめ、”カオス”であることはいつもどおり。
無敗はJMUのほか、ヒューストン、アリゾナ、ベイラー、オクラホマ、クレムソン、そしてミシシッピの7校まで減りました。
ここで面白い投稿がXに。
> 2004年以来、100%の確率で、第6週にAP12位以内に入ったチームがチャンピオンになっている
決まった感あります(笑)
2024年のNCAAチャンピオンは、
アリゾナ
カンザス
パデュー
ヒューストン
コネティカット
ベイラー
マーケット
クレイトン
ノースカロライナ
ゴンザガ
オクラホマ
テネシー
の中から誕生するでしょう。
個人的には、(優勝はともかく)パデューとテネシーのファイナルフォー進出が見たいですね。
ネブラスカ大学と富永啓生選手
悪くないです。いえ、良いです。
この投稿時点で、ネブラスカは8勝2敗。
富永選手は平均14得点ほどで、アドバンスドスタッツのTS%が60.9、そして25-30で素晴らしいと評される、”フリースロー率”が33.8。 > 参照
ノンカンファレンスゲーム11戦を10勝1敗、ビッグテンゲーム20戦を”悪くても”五分の10-10。
ポストシーズン出場最低ラインは20勝でしょう(昨季は16勝16敗でNIT出場も叶わず)。
昨年に続くアウェイ。次のカンザスステイト戦は最重要とまではいかないものの、シーズンのカギを握るゲームです。
<ビッグテンカンファレンス現況>
ランク | チーム | 通算 | ビッグテン |
1 | パデュー(AP3位) | 9-1 | 1-1 |
2 | オハイオステイト | 8-2 | 1-1 |
3 | ネブラスカ | 8-2 | 1-1 |
4 | ミネソタ | 8-3 | 1-1 |
5 | ノースウェスタン(AP25位) | 7-1 | 1-0 |
6 | インディアナ | 7-2 | 2-0 |
7 | イリノイ(AP16位) | 7-2 | 1-0 |
8 | ウィスコンシン(AP23位) | 7-3 | 1-0 |
9 | ラトガース | 6-3 | 0-1 |
10 | メリーランド | 6-4 | 1-1 |
11 | ペンステイト | 5-5 | 1-1 |
12 | ミシガン | 5-5 | 1-1 |
13 | アイオワ | 5-5 | 0-2 |
14 | ミシガンステイト | 4-5 | 0-2 |
4校がTop25入りしているのはさすがですが、同じく6校を送り込んでいるビッグ12、5校ランクインのACCに存在感で劣っています。
この意味でも、ビッグ12スクールであるK-State(カンザスステイト)撃破は必須。
ビッグテンの、NCAAトーナメント出場枠を増やしたいところ。
ネブラスカが連敗を11で止めたのはよかったのですが、ミシガンステイトのつまづきには複雑な心境です。。。
クレイトン大学とベイラーシャイアマン選手
富永啓生選手は素晴らしい。
ミシガンステイト戦で15得点をあげた、富永選手の才能は誰もが認めるところ。
しかし、今季初の1敗を喫した、州内最大のライバル・クレイトン戦では、アメリカというバスケットボール大国の奥深さを、またも見せつけられました。
NBA候補?ベイラーシャイアマン
同じくレフティの、6-7。
同じくNBAドラフト市場で自分の価値を試し済の、シャイアマンと富永選手を比べると、(認めたくはないですが)シャイアマンが上。
いつもどおりの、「こんなのがいるのかよ」です。
NBA云々は、運も含めた色んな要素がありますけどね。
シャイアマンがBリーグに来ても、もう驚きません(笑)
最後に、興味深かった記事を。
ネブラスカ州出身のシャイアマンは、この秋ごろからネブラスカ大学バレーボール選手と付き合っている、と。※NU女子バレーは優勝候補で、ファイナルフォー進出済み
こちらの富永選手の記事同様、プライベートに踏み込んだ、面白い内容でした。おすすめです。(無料で読めると思います。)