ラウリ・マルカネン
7-0(213cm) 104kg フォワード アリゾナ大学1年生
比較対象:ニコラ・ミロティッチ、ライアン・アンダーソン、メメット・オカー
現時点でのスタッツ:15.7ppg、7.5rpg、FG%498、FT%839、3P%457
フィンランド人ビッグマン。
ヘルシンキアカデミー出身で、国の至宝とされる。
ユタ大学で活躍し、2000年のNBAドラフトで40位指名されたハンノ・ミトラを超える逸材。
最近強化が実りつつある、FIBAランキング32位のフィンランドの将来を担う。
お父さんはカンザス大学でプレイしたサラブレッド。
フィンランドバスケットボール史上最高の選手とされるミトラよりも一回り大きいうえに、多才。
怪我人などで、トラブル続出。ゴンザガにもついに敗れてしまった強豪アリゾナを、ここにきてランキング4位まで押し上げている大黒柱。出場時間はもちろん、得点、リバウンドともチーム1位。予想をはるかに上回る活躍に、評価は上がりっぱなしの状況。
特徴・プレイスタイル
7フッターとは思えないほどのスキルを持つ。
比較対象のライアン・アンダーソンやメメット・オカーより大きく、より能力が高いとの評価。ポルジンギスにさえ近いとの声もあり。
ヨーロッパの選手らしく、シューティングが素晴らしい。このサイズでスリーポイントの成功率457は驚異的で、アテンプトもチーム一。
が、足がやや遅いとの指摘。
またウィングスパンがそれほどなく、特にNBAではディフェンスとリバウンドで苦労するはずとされる。若さもあって、タフさにも欠ける、と。加えて、パッシングスキルを磨く必要も。
インサイドでごりごりやるタイプではなく、シューティング能力を活かしてミドルレンジからスリーポイントシュートまで、アウトサイドのプレイを好む傾向。
元々辛口評価が多ったのですが、ここにきてそれを覆す活躍を見せつけています。
このサイズでこのスキルはやはり魅力でしょう。スリーをぽんぽん沈めます↓
NBAドラフト指名順位予想
5位~10位以内では必ず指名されそう。
デューク大学のハリー・ジャイルスが怪我のため本調子でなく、このペースであれば2017年NBAドラフトのベストビッグマンはマルカネンかもしれません。当然NCAAトーナメントでの活躍も期待されます。