NCAAカレッジバスケットボールの大ファンですと、どうしても高卒NBA選手への興味は失われがちなのですが、、、ボール3兄弟、中でもラメロボールには注目せざるをえず。
ラメロボールと契約したプーマにも強い興味がありますので、以下に書きます。
チノヒルズハイスクール・ハスキーズ
2015-2016シーズンのチノヒルズ高校バスケットボール。
35戦無敗で終えたこのチームは、アメリカの高校バスケットボールにおける、伝説のチームの1つです。
その中心が、ラバーボールを父に持つ、ロンゾ、リアンジェロ、そしてラメロのボール3兄弟。
こちらで少し触れた、ロンゾが抜けた2016-2017シーズンもすごかった(26勝3敗)のですが、やはり全員が揃った前年がとんでもなかった↓
※チノヒルズ高校はロサンゼルス東方の一公立校であるため、中部・東部のパワーハウスとの対戦はありませんでしたが、同じLAエリアの新興私立シェラキャニオンをスウィープしたほか、ゴンザガからNBAに進んだザックコリンズや、チャールズオバノンの息子を擁したラスベガスの名門私立ビショップゴーマンを粉砕しています。
これも公立にありがちな、花火のように一瞬だけ強くなったチノヒルズでしたが、このシーズンのチームはアメリカの高校バスケットボール史に残るインパクトを残しました。
→おなじみの、MAXPREPSによる各州史上最高のチーム。全米有数のバスケットボールどころ、カリフォルニアは2015-2016チノヒルズ!
※現在のチノヒルズ高校は弱体化。今季も投稿時点で10勝11敗と冴えません。
※2015-2016チノヒルズを率いたのは、韓国系のスティーブベイク氏でした。3兄弟のほか、オニエカオコングもいたあのチームはやはり特別だったようで、今でもツイッターで彼らの活躍を追いけています。父・ラバーボールとはもめたようですが・・・
ロンゾ、リアンジェロ、そしてラメロ<ボール3兄弟>
ロンゾボール
全米席巻のボールブラザーズ。
そうは言っても、やはり飛びぬけているのはロンゾボール。そう思っていました。
独特のフォームから繰り出されるシューティングを備えた大型ガード。
UCLAを経て、当然のワン&ダンでした。
→キャリアスタッツ。今季はUCLA時代以来のスリーポイント成功率40%超え。
リアンジェロボール
平凡な選手という評価。
もてはやされる長兄と末弟に挟まれ、おそらく最もプレッシャーを背負ったのはリアンジェロボールだっと思います。
「UCLAに進めたのは、ラバーが3人セットでリクルートしろと要求したから」。
この噂は、おそらく真実に近いでしょう。
入学早々の、パック12チャイナゲーム遠征。あの不祥事は、そういったプレッシャーからきたものではなかったでしょうか。
ラメロボール
誕生日が2001年8月22日。
あの2015-2016シーズン時はなんと14歳!
6年前、180センチに満たなかった(日本でいう)中学2年生が、長兄ロンゾを超える6-7となり(体重は軽い)、NBAルーキーオブジイヤーを獲得するとは、誰が想像できたでしょうか。
チノヒルズからオハイオへ高校転校、リトアニアやオーストラリアNBLなどを経たラメロボールは、その身体のみならず、精神的にもタフになっていました。
ラメロボールとプーマ
やや気合がから回っていた老舗プーマ。→契約選手リスト(ウィキペディア)
ラメロボールの活躍は、プーマの評価を市場で押し上げたに違いありません。
年甲斐もなく、ほしくなってしまいました(笑)
上下で着るのは無理かもしれない。。。
シューズなんか、売り切れてますやん。。。すごい。
最後に、3兄弟の父ラバーボールのカレッジスタッツを置いておきます→ワシントンステイト1987-1988