FIBA U16アジア選手権。
男女とも、オーストラリアに敗れての準優勝。
見事でした。
女子は「当然」ともいえる貫禄がありますが、男子の2位は快挙!
コロナによる、異例の日程となる今年はすぐにU17ワールドカップ。
今回は、このU16”兼”U17バスケットボール男子日本代表と、U17ワールドカップ、そして大エース・川島悠翔選手について。
※時間がなくなってしまったので、大会進行と並んで投稿を完成させようかと・・・
※バスケットボールのアンダーカテゴリーについては過去の投稿もどうぞ > こちら
U16”兼”U17バスケットボール男子日本代表
なんといっても、全ての男子カテゴリーにおいて初となる(はず)、ニュージーランド撃破!
しかも20点差!
> ボックスコア
NCAAディビジョン1校進学は確実?川島悠翔選手
本人が望むのであれば(望んでいるはず)、NCAAディビジョン1スクールへの進学は間違いないでしょう。
U17ワールドカップ出場が当確となった、インド戦勝利の後、あるNCAAディビジョン1校のコーチからメッセージをいただきました。※山﨑一渉選手の時とは別の方。面白い学校の、面白い人です。
曰く、「(オファーを出す前提で)連絡を取りたい。皆、彼に夢中だ。」と。
こんなものではすまないでしょう!
川島選手がU17ワールドカップで相応の活躍を見せれば、オファーが殺到するはずです。
中国人選手、Qin Pang
川島選手は順当なら、2024年秋に進学。
この、Class of 2024には、注目の中国人選手がいます。
Qin Pang。※漢字など、調べます
ニューヨークの古豪、Christ the Kingに通うPangは、この夏のAAUバスケットボールでのアピールが成功。イリノイやセントジョンズといったハイメジャー校はじめ、ディビジョン1校からのオファーをたて続けに獲得しています。※オレゴン、ジョージワシントンからも!
川島選手は、このPangと同等の評価をされ、多くのオファーを受けるでしょう。
”望むのであれば”、ミッドメジャー or ハイメジャーへの進学は、現段階で確実と言えます。
あとはより多くのリクルーターに、「見せるだけ」です。
U17バスケットボールワールドカップ(男子)
> 出場国ガイド1
> 出場国ガイド2
日本が世界の10位!!
過去5回の大会を全勝優勝している王者アメリカ、開催国で日本と同組となったスペイン、そしてフランスが3強と言えそうです。
それにしても、強行日程ですね。。。
(あらためて)概要
<グループA>フランス、カナダ、セルビア、ニュージーランド
<グループB>スペイン、リトアニア、ドミニカ、日本
<グループC>アメリカ、スロベニア、マリ、レバノン
<グループD>オーストラリア、アルゼンチン、ポーランド、エジプト
> 決勝トーナメント
A1位 vs B4位
A2位 vs B3位
A3位 vs B2位
A4位 vs B1位
C1位 vs D4位
C2位 vs D3位
C3位 vs D2位
C4位 vs D1位
U17日本代表の戦い
8強を狙いたいところですが、決勝トーナメントで当たるのが”死のグループ”Aの国なのがきつい。
第1戦、vsドミニカを落としました。
ターンオーバー20では勝てません。。。 > ボックスクコア
次は優勝候補の開催国、スペイン!(衝撃の初戦黒星でしたが・・・リトアニアもさすが!)
> 完敗。ボックススコア
ターンオーバーがまた21。。。
先のU16アジア選手権では、平均11.8本と、参加国中最も少なく、丁寧なバスケットボールをしていた日本が・・・”世界の舞台では違う”のでしょうけど、それにしてもいただけないミスが目立ちました。自滅。
グループステージ最終戦、ドミニカを一蹴し、全勝のリトアニア相手に「本来の」姿をぶつけることができるかどうか。
> ボックススコア
点差こそ10でしたが、レベルの違いはいかんともしがたい。
ですが、課題だったターンオーバーが12に減ったのも得点差が縮んだ一因でしょう。
さて、決勝トーナメント!!(参加全16か国が進めるのは素晴らしいフォーマット)
グループB4位に沈んだ日本の相手は、グループA全勝の優勝候補・フランス。
たとえ敗れたとしても、順位決定戦にまわり、ゲームできることは貴重。
2014年大会(14位)よりも、1つでも上に!
注目の川島悠翔選手。
グループフェイズを終えて19.7ppgは2位!
アジアで活躍しすぎたか(?)、さすがにプレッシャーがきつい中ですが、爆上げの評価こそないものの、決して低く見られてもいないでしょう。
ここからの活躍にも期待です。
vs フランス。 > ボックススコア
Q1はようやく本来の、アジア選手権で見せた日本代表の姿が拝めましたが・・・ブロウアウト。
ねじ伏せられるのは仕方ないとしても、ターンオーバー25にはどうしても不満が残ります。
とはいえ、フランス、スペイン、そしてリトアニアは大会指折りの強豪国。ちょっと相手が強すぎた感も否めません。
順位決定戦にまわる日本。
1勝は時間の問題でしょう。それをできるだけ早くして、1つでも上の順位を獲りたい。
★リトアニア戦までを終え、アメリカの有力リクルーティングサイト247の記者さんが、インターナショナル選手5人の特集。そのうちの1人に川島悠翔選手!! > 該当記事
> 最終成績
日本は1勝6敗で14位。
ですが、内容は2014年と全く異なりました。胸を張っていいでしょう。
日本のチャンネルではなく、物凄い面々とともに並んでいます!
さて、次はU18アジア@イランです!! > 2次合宿時の選手