フランク・ニリキナ
今更ですが、表記をニリキナに変えました。
6-5(196cm) 86kg ガード ストラスブール(フランスProA)
比較対象:ダンテ・エクサム、デニス・シュローダー、ゲイリー・ペイトン
現時点でのスタッツ:3.9ppg、1.6rpg、
フィンランド人ラウリ・マルカネンと並んで注目されているヨーロッパの選手。
どのNBAドラフトサイトでも、現時点で10位指名と予想されているベルギー生まれのフランス人、フランク・ニリキナ。
フランスのトップリーグ、ストラスブールに所属しているとはいえスターターではなく、出場時間も限られているので情報は乏しいのですが、早い段階から目をつけられていた選手。
若干18歳。2016年末に行われた、U18ヨーロッパ選手権にフランス代表として参加。
将来のユーロリーグプレイヤーはもちろん、NBA選手さえ多く輩出されるとされ、非常に勝ち抜くのが難しいこのイベントで、フランスを全勝優勝に導いた上に自身がMVPに選ばれました。
特徴・プレイスタイル
まず評価されているのは196センチという、PGとしては規格外のサイズ。ウィングスパンは6-11あり、しかもまだ成長中とのこと。
持って生まれたものか、指導されたか、PGとしての素質が特徴的で、スコアラーではなくパスファーストの選手。加えてシューティングもよく、いつでも得点可能というタイプ。
デンテ・エクサムが比較対象というのはぴったりで、エクサム同様、即NBAでスターターとはいかないでしょうが、将来性が買われています。デニス・シュローダー、ゲイリー・ペイトンが比較対象というのもまた納得できるタイプ。
U18ヨーロッパでのスタッツは、15.2ppg、2.8rpg、4.5apg。そしてスリーポイントが17/29で、驚愕の成功率586!。評価が上がるのは当然でしょう。
「強さ」が必要とはされていますが、まだ18歳。その潜在能力に注目です。
NBAドラフト指名順位予想
同じくサイズのあるロンゾ・ボールと比べると、たしかに「強さ」という点では劣ります。
また、高いレベルでの出場時間もまだまだ少ないのは否めない点。
それでもシューティングはボールより上ではないでしょうか。
ボールは即戦力候補ですが、将来性ではニリキナ。
10位以内には「指名せざるをえない」選手でしょう。