↓バスケットボール日本代表の強化試合が視聴できます↓
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<7月19日追記>
オリンピック前、最後の強化試合で、日本が81-75でフランスを撃破!
フランスが本気で戦っていないのは明らかでしたが、日本もギャビンエドワーズを怪我で欠きました(出場は18:32のみ)。勝ちは勝ち!!→ボックススコア
フランスとは、2016年のリオオリンピック世界最終予選前にも強化試合で対戦しました。
アウェイで大敗した、5年前の日本代表→選手一覧
あの負けを経験したのは現代表でわずか2人。渡邊雄太ももちろんですが、比江島慎にも、期するものがあったのではないでしょうか。
バスケットボール男子日本代表~オリンピック2021
有観客・無観客など、混乱の中ではありますが、どうやら実施はされそうな東京オリンピック。
混乱の中においても、アジアカップ予選、沖縄アリーナでの強化試合と準備を進めてきた男子の、いわゆる”フル”日本代表。
バスケットボール男子日本代表は強いのか
アルゼンチン人のフリオラマスが日本代表のヘッドコーチに就任して4年。
バスケットボール男子日本代表は強いのでしょうか。
サッカーなどとは異なり、当該競技最高峰の世界大会と位置される、オリンピックで結果を残すことはできるのでしょうか。
これは残念ながら、"NO"でしょう。
出場わずか12か国のオリンピックはあまりにもハイレベル。
日本と同組となったスペインとアルゼンチンは、2019年ワールドカップの優勝・準優勝国であり、もう1つのスロベニアは初の五輪出場ですが、ご存知NBAのスーパースター、ルカドンチッチが率いるヨーロッパの強豪。
上記のアジアカップ予選、そして沖縄での強化試合の結果を見ても、いくら「海外組」抜きとはいえ、オリンピックに出場できない国にさえ勝てない日本ですから、これは明らか。
※NBAプレイヤー、渡邊雄太の獅子奮迅の活躍が目立ちますね。
明らかですが、、、
男子日本代表は強くなった(成長した)。
これも間違いない事実。
ビジネス面での成功が目立つBリーグですが、競技レベルも劇的とは言えないまでも、着実に伸びているのは実感します。
長らく日本代表のメンバーに名前を連ねてきた竹内兄弟が外れた、今回のオリンピック出場選手の一覧を、新戦力の台頭を見てもわかります。
中でも、NCAAディビジョン1の名門ジョージアテックを去ってまで、Bリーグでのプレイを選んだシェーファーアヴィ幸樹。彼の信じられない向上・成長は、Bリーグという場抜きでは考えられません。
オリンピック出場国一覧(男子バスケットボール)
※たびたび書いているように、FIBAランキングはあてになりませんが、他に測るものがないので。
<グループA>
国 | FIBAランキング | 2019FIBAワールドカップ結果 (32か国中) |
イラン | 23位 | 23位 |
フランス | 7位 | 3位 |
アメリカ | 1位 | 7位 |
チェコ | 12位 | 6位 |
<グループB>
国 | FIBAランキング | 2019FIBAワールドカップ結果 (32か国中) |
オーストラリア | 3位 | 4位 |
ドイツ | 17位 | 17位 |
イタリア | 10位 | 10位 |
ナイジェリア | 22位 | 18位 |
<グループC>
国 | FIBAランキング | 2019FIBAワールドカップ結果 (32か国中) |
アルゼンチン | 4位 | 2位 |
日本 | 42位 | 31位 |
スペイン | 2位 | 1位 |
スロベニア | 16位 | 出場できず |
⇒フォーマット *各グループ上位2か国(計6)と、各3位の上位2か国(計2)、計8か国で決勝トーナメント。
もちろん、戦う前から「勝てない」というのは本意ではないですが。。。。
雰囲気的に。
誰もが「目標」という言葉さえ口にしません。
1勝が非常に難しいのは百も承知ですが、個人的には”ビッグマウス”の選手も1人くらいはいてほしい(笑)
フリオラマスという日本代表ヘッドコーチの評価をすることは難しい。
最終的に、オリンピックの開催国枠を確保したのは讃えるべき業績なのでしょうが、その責を担ったのは、むしろスーパースター・八村塁ら、選手たちではなかったかと感じます。
母国アルゼンチン代表を率い、2012ロンドンオリンピックで4位に導いたラマス。
FIBAの、国際ゲームを知り尽くしているはずであるラマスですが、彼は世界レベルの才能・サイズが揃ってはじめて手腕を発揮するタイプではないでしょうか。
コーチK同様、これはこれで名将といえる物差しではあります。
ですが、「今の」「まだまだ発展途上の」日本男子代表のヘッドコーチには適していなかったのではないか。
個人的なこの感覚が、くつがえる結果をオリンピックで期待したいと思います。
※こんなツイートをしました→7月5日 *ラマスにはまだ「迷い」のようなものがあるのでは。。。
<参考>
→日本の、日本代表のバスケットボールを振り返る-①日本バスケットボールの歴史
→日本の、日本代表のバスケットボールを振り返る-②主な戦績と選手
バスケットボール女子日本代表~オリンピック2021
これもしょちゅう書いていることですが、女子日本代表は強い。
ですが、とても書ききれないので、詳細は省きます(追記するかもしれません)。
オリンピック出場国一覧(女子バスケットボール)
<グループA>
国 | FIBAランキング | 2018FIBAワールドカップ結果 (16か国中) |
韓国 | 19位 | 14位 |
セルビア | 8位 | 出場できず |
カナダ | 4位 | 7位 |
スペイン | 3位 | 3位 |
<グループB>
国 | FIBAランキング | 2019FIBAワールドカップ結果 (32か国中) |
ナイジェリア | 17位 | 8位 |
日本 | 10位 | 9位 |
フランス | 5位 | 5位 |
アメリカ | 1位 | 1位 |
<グループC>
国 | FIBAランキング | 2019FIBAワールドカップ結果 (32か国中) |
オーストラリア | 2位 | 2位 |
プエルトリコ | 23位 | 16位 |
中国 | 9位 | 6位 |
ベルギー | 6位 | 4位 |
⇒フォーマット *男子と同じです。
強いのですが、、、それでも日本の決勝トーナメント進出は簡単ではない。
(日本と中国は逆の組の方が良かったのでは・・・)
<参考>
→今野紀花選手 *オリンピックで見たかった!
バスケットボールU19男子代表~ワールドカップ2021
個人的に、一番注目している世代、日本代表です。
この投稿時点で、ファイナルのカードが決まった、ラトビアでのU19ワールドカップ。
※視聴についてはけっこう振り回されました。
結局、準々決勝からはYou Tubeでの無料中継はなし。
↓DAZNのトライアルで、決勝のみ無料視聴可能です。
※決勝は、アメリカ対フランス。
誰もが望んだはずの、ユニコーン対決!
215センチのチェットホルムグレン(アメリカ) vs 219センチのビクターウェンバンヤマ(フランス)
これからのバスケットボールの世界を象徴するかのような、超大型”フォワード”マッチアップが、ファイナルゲームで実現です。→面白すぎる!
日本時間、7月11日日曜日の”25時”(12日㈪の深夜1時)開始。
<追記>優勝はアメリカ(2大会連続)!
どちらかと言えば、アメリカをはじめとした、未来のNBA選手たちに注目しようと思っており、コロナによる、予選(2020U18アジア)無しで2大会ぶり4回目の出場を決めた、日本代表の苦戦はまぬがれないと予想していましたが。
輝きを見せた、U19日本代表の選手たち
勝てなかったですし、アンダーカテゴリーでよく見られる、波のある戦いではありました。
※全敗同士による、最下位決定戦。一番見たくなかったヤツですが、韓国にもスーパースターがいます。
→日本時間、7月11日の15時から→こちら(You Tubeで無料中継)
が、この12名の選手を、この先も、おぼえておこうと強く思いました。
※4強入りの、セルビア相手に86-89!
やはりスリーポイントを”変態レベル”に向上させてほしいと思います。全員に。
そして、リム周りのシューティング。ブロックに跳んでこられると、ことごとく跳ね返されました。フローター含めた技術の習得、そして”慣れ”が必須。「(レベルもサイズも)高い環境」が必須。
コメントは、映像を通して見た、個人的な感想です↓
元田大陽
運動能力は限定的。世界的に見れば平凡と言わざるを得ない選手ですが、4番を着けるのは彼しかいませんでした。
映像を通して見ても、責任感の強さが伝わる、精神的支柱。
将来、コーチとしても成功するのは間違いないんでしょうけども、、、スリーポイントはこの先絶対向上が必要。
米山 ジャバ 偉生
強靭。
NCAAディビジョン1レベルの選手。
木林 優
いかにも日本人らしい選手ですが、スリーポイントがあるのは大きい。
地味ながら、貢献度は高かった。
ナチュラルポジションが4番か3番かは悩ましい。
小川 敦也
洛南高校出身選手特有の、バスケットボールセンスの塊。
ですが、日本のトップレベルではなく世界レベル。
先輩・比江島慎とはまた違ったモノを持つ。
ドライブは誰も止めることができず、ディフェンスがコースに入ると味方が取れないほどの絶妙アシスト。
ドライブだけで勝負できてしまったために、アウトサイドをあまり見ることが出来ずじまい。
やはり、NCAAディビジョン1でプレイできる選手。
ハーパー ローレンス Jr
NCAAディビジョン1レベルのポイントガード。
サイズもハンドリングも文句なし。
浅井 英矢
そこまで出場時間は多くなかったものの、貴重なバックアップ。
金近 廉
関西の有名人。能力は文句なし。メンタリティも強い。
環境次第でいくらでも伸びそう。
岩下 准平
今回のチーム最低身ながら、ビッグハートの高校生。
ハンドリングとスリーポイントを併せ持つ。
フローター習得必須。
時にゲームコントロールを見失う場面もあり。
期待のガード。
菅野 ブルース
世界レベルになる可能性のあるウィング。
NCAAに進んでほしい。
山ノ内 勇登
インサイドとしては(メンタリティも含めて)強さに欠けるものの、スリーポイントが威力抜群。
進路が気になる。
山﨑 一渉
菅野をもう一回り大きくさせたパッケージ。
”ゾーン”に入るとアンストッパブルな1対1能力。
NCAAに進んでほしい。
川島 悠翔
大会最年少。
誰よりも貴重な経験。
同じ舞台に、自らが牽引して戻ってくることを期待。
パワーフォワードではないような・・・
個人の、勝手な思いであることは重々承知の上で。
このFIBA U19ワールドカップ終了後。
ここからが期待であり、課題。
彼らがどのように成長するか。成長させるか。
2006年の、日本で開催された世界選手権に、当時大学生ながら出場した竹内兄弟を思い出します。
もしあの後。竹内兄弟がNCAAなどでプレイできていたら・・・
日本協会のリリースのとおり、今回のU19には、テクニカルスタッフとして、中川 拳氏の名前がありました。NCAAディビジョン1の超名門、アリゾナ大学のスタッフです。*ゴンザガでは八村塁のサポートを担ったことで有名。トミーロイドとともに、今オフ、アリゾナへ移りました。
中川氏あたりが、今回のU19代表選手の進路に影響を与えることはないでしょうか。
<後記>
あるアジア系の方に、SNSで「最近、日本人のバスケットボール選手にミックスが多いことについてどう思う?」と聞かれました。
???
何も思うことが無いので、、、
「そんなもん、、、最高やがな!」
と答えておきました(笑)
⇒参考