八村塁
ゴンザガ大学に入学するや、チームは連勝、ランキング1位キープ。日本人男子選手初のNCAAトーナメント出場に、初得点。極め付きはファイナルフォー進出。
・・・優勝の可能性もアリ。。。
今シーズンは夢のような時間で、その凄さに”マヒ”してしまった感さえありました。
八村塁とは、いかに”もっている”選手なのでしょうか(笑)
ファイナルフォーに”進めなかった”NBA選手
CBSによるNBAベスト50選手の中で、ファイナルフォーに進めなかった選手。*黄色ハイライトは現役。高卒選手は除いています。
そうそうたる名前が並びます。シャックやポール・ピアースはそれぞれLSUとカンザスに3季、ティム・ダンカンはウェイクフォレストに4季在籍しながらファイナルフォーに進めていません。八村選手の先輩ジョン・ストックトンに至っては、4年間NCAAトーナメント出場さえできていません。
八村塁とは、いかに”もっている”選手なのでしょうか(笑)
ネタみたいな投稿になっちゃってますが、、、
Bリーグ、アルバルク東京の松井啓十郎選手の、コロンビア大学在籍時代のインタビューを思い出します。
「ファイナルフォーに出られるなら、もうそこでバスケットボール選手のキャリアを終えてもいい。」
八村塁とは、いかに”もっている”選手なのでしょうか(笑)
あともう一つ。(月刊バスケットボールに載っていた1984年ファイナルフォーの記事より)
優勝したジョージタウン大学のヘッドコーチ、ジョン・トンプソンが、決勝で戦ったヒューストン大学のHCガイ・ルイスへ贈った言葉。
「ファイナルフォーに行ってからよりも、行くまでの方がはるかに大変だ。ルイスコーチには敬意を表したい。」*ガイ・ルイスは5度ファイナルフォーにチームを導きながらも、一度も優勝することができませんでした。
ファイナルフォーで2つ勝って優勝するよりも、ファイナルフォーに到達することの方が難しい。
何度も何度も挑戦しながらファイナルフォーにとどかなかった、かつてのゴンザガの選手たちにも敬意を表したいと思います。
ファイナルフォーに出ることはもちろん、NCAAトーナメントに出場することは難しい。運だって必要です。
挑戦する価値は十分。言われるまでもないでしょうけど、渡邊雄太選手もぜひ挑戦を続けてほしい。