野球の「マネーボール」を大きなきっかけに、スポーツにおけるデータ分析というものはもはや欠かせなくなりました。
今回はある数学教授兼バスケットボールアナリスト(!、→日本でもこういう方が誕生しつつありますね)が独自に作り出した公式により、2017-2018シーズンのNBAにおいて活躍するルーキーは誰か、という予想を紹介します。
2017-2018NBAルーキーの活躍予想
NBA入りする前のNCAAキャリアスタッツから計算されるものだそうなので、カレッジ出身選手以外は残念ながら除外されています。
とにかくこれは難解。公式の詳細は省きます。
とはいえ、はじき出された答えは当然難しくも何ともありません。
右端、点数の高い選手の期待値が大きくなります↓
ご覧のとおり、1位はマリック・モンク(シャーロット・ホーネッツ、11位指名)。
ジェイソン・テイタム、マーケル・フルツ、そしてロンゾ・ボールのトップスリー指名が続きます。
NCAAではとんでもないスコアリング能力を見せつけたものの、サマーリーグは怪我でプレイできなかったモンク。NBAではどうでしょうか??
そしてポートランド・トレイルブレイザーズが26位で指名したケイレブ・スワニガン。
6-8と、パワーフォワードにしてはアンダーサイズと評価されるスワニガンもこちらの”数式”では高評価。
さらに、こちらもセンターとしてはサイズ不足と言われる、ユタ・ジャズの46位指名、トーマス・ブライアント(トレードでレイカーズへ)。
さらにさらに、ドラフト外でヒューストン・ロケッツが獲得したキャメロン・オリバー。*ニック・ファジーカスやジャベル・マギーらと同じ、ネダバ大学出身。6-8のフォワード
ちょっと注目しておこうと思います!
過去分も含めたNBAルーキー予想、と結果
さて、この数学教授の過去分も含めた予想はどうだったのでしょうか?
*黄色ハイライトは今年、2017年のルーキー。オレンジが、ドラフト指名順位の割に大きく活躍した選手。
この結果かすごいのかすごくないのか。
ドレイモンド・グリーンなどの活躍は認めざるをえませんが、ちょっと微妙な感じもしますね。。。
先日のユーロバスケットで大活躍したラウリ・マルカネンの評価がいまいち???
以上、原文はこちら
進化を続けるアナリストたち
それにしてもテクノロジーの進化、データ分析はどこまでバスケットボールのゲームを変えてしまうのでしょうか。
先日は、シェーファーアヴィ幸樹選手が進学したジョージアテックのアシスタントコーチ、エリック・レベノさんがこんなツイートをしていました。
シューティングの解析だそうですが、このホワイトボード、一体何を書いてあるのか。
もうついていけません。。。