<2021年1月22日更新>:エンデバープロジェクト資料の保存先を変えました↓
*古く、Bリーグ以前のものではありますが、読む価値はあると思います。
エンデバープロジェクトの資料から~*全25ページ中7ページ目のスライドを参照ください。
「ジャパン オリジナル バスケットボール」
日本人の特性である走力、敏捷性、スピードを最大限生かした平面的、ハイペースかつ合理的なバスケットボール
成果は別にして、日本代表としての方向は正しいと思います。(というより、現状はこれしか無い)
一方で、個人の方向、目標。
これはやはり、「NBA選手になる」ではないでしょうか。
田臥選手、松井"KJ"啓十郎、伊藤大司、そして富樫勇樹らの活躍や、日常的にNBAのゲームをTVで見ることができるようになった今、NBA選手を夢見る日本人は多いはずです。
ではどうすれば???
現状、一番近い道はアメリカに渡ることでしょう。それもできるだけ早いうちに。
遅くとも中学卒業までに。
⇒これは違うのかな?とも思ってきました。
ただ、依然ドラフトを眺めてみても、ヨーロッパなどの選手が増えてきているとはいえ、やはり最も多いのがアメリカの大学生の指名です。
アメリカに渡って高校→大学と進んでからNBAドラフトと考えるのは自然な気もします。
もちろん、簡単な道ではありません。ものすごく競争が激しい。
それでもこれが、現状では一番の近道でしょう。
例をあげます。*画像はいずれもSLAMマガジンより
ホセ・バレア
ミネソタ・ティンバーウルブスのPG。183センチ。
プエルトリコ人のバレアは、NBA選手を夢見て、マイアミの高校へ留学。ボストンのノースイースタン大学へ進み、ドラフト外からNBA。
もう一人、スティーブ・ナッシュ
ロサンゼルス・レイカーズのPG。191センチ。
ナッシュはカナダの高校から、誘いがほとんどない中、シリコンバレーのサンタクララ大学へ。当たり年と言われた1996年、一巡目15位でフェニックス・サンズから指名。
これと同じ道を辿るのです。
あらためて書きますと、、、
簡単ではない。
でもこれが今現在、一番の道。
まず日本の中学で突出。
*全中とか出るに越したことはありませんが、この時点では運動能力が”頭抜けている”、いわゆる潜在能力の高さを証明できる、というのもありでしょう。
中学卒業までに、断固たる決意を持って早々に渡米。
*冗談ではなく、「断固たる」です。そもそも人口が日本の倍以上いるアメリカにも、NBA選手になりたいと思う人間が大勢います。そしてその中には、基本的には豊かな日本にいては想像もつかないほど過酷な環境で育ち、”生きるために”バスケットボールをするという人間も大勢います。もちろん、バスケの才能も高い。そんな彼らと、極々限られた椅子を奪い合うという決意を持つ。夢見るきっかけは「憧れ」とかでいい。ただし、その”強度”を異常なほど強くしなければ。
*英語が苦手、とかはもうアウトです。間違いないです。ただ、英語はもはや勉強ではない。コミュニケーションを取るためのツールであると認識して、同じように英語が母国語でない国の選手とも競争していかなければならないことを心に留めておくことです。客観的にみたら、日本語の方がよほどややこしい言語です。日本語ができるんだから英語はちょろい、くらいの心構えでいいでしょう。
入った高校で早々に突出。
*数字で言うと、得点で目立つなら2,30点。リバウンドなら20本。アシストなら15~20。もちろん、出来るならトリプルダブルのアベレージ。
入った大学で突出。
で、NBA。
我ながら、簡単ではない道をすいぶん簡単に書いたな、と思います。
でも不可能ではない。
「あきらめたらそこで試合終了」
ですよね!
元NBA選手、元大阪エベッサのコーチ、ビル・カートライトの言葉を↓
"I remember when I was in college, people told me I couldn't play in the NBA.
There's always somebody saying you can't do it, and those people have to be ignored."「私が大学(サンフランシスコ大学)でプレイしていた時、皆が”君はNBAではプレイできない。”と話した。」
「いつも誰かが、”君には無理だ”と言うが、そういう人たちのことは無視するんだ。」