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富永啓生選手所属のレンジャーカレッジはNJCAA準決勝で敗退

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富永啓生選手が所属するレンジャーカレッジはNJCAAセミファイナルで敗退

富永啓生選手のレンジャーカレッジ、NJCAAトーナメント準決勝で力尽きました。

ボックススコア

難しいゲームでした。

格上相手にアップセットを2つ連続でやってのけた、レンジャーの準決勝の相手は8位シードカウリー。

”短大版アラバマ”ともいえるカウリーは、8位シードとはいえ高さのないチーム。フルコートプレスを40分遂行し、オフェンスは爆弾のようにスリーポイントを浴びせてくるスタイル。

準々決勝、対1位シードのミネラルエリア戦では、最大25点差をひっくり返してのアップセット。

これまでと全く異なるチームを相手にしたレンジャーは、得意のゾーンディフェンスを敷くこともできず、なすすべ無し。

前半42-55で折り返した後半、ゲームハイの26得点をあげた富永選手を中心に追い上げましたが、及ばず。

純粋なポイントガード不在のレンジャーは、喫したターンオーバー18も大きく響くことになりました。

   

NJCAA2021優勝は、ブレイズケイタ擁するコフィビル!

*「キータ」かもしれません。。。

   

カウリーのファイナルの相手は、やはりアップセットで勝ち上がってきたコフィビル。準々決勝で2位シード・ノーザンオクラホマ、準決勝では6位・チポラ(フロリダ州)を撃破。

実に68年ぶりとなる、NJCAAトーナメント開催地、カンザス州の学校同士の対戦となりました。

*レギュラーシーズンでは1勝1敗。100点ゲーム連発のカウリーのスタイルは面白かった。

   

勢いはカウリーかと思われましたが、たった1日で全く異なるストーリーとなるのがバスケットボールというスポーツの面白さ!

レンジャー戦で20/44(!)、何とフィールドゴール半分以上のスリーを放ち、成功率45.5%(!)を記録したカウリー得意のスリーポイント爆弾が不発。

前半40-60と20点差をつけられたカウリーは、準々決勝の再現を目指しましたが、とどかず。

スリーポイント11/35、成功率31.4%に終わったカウリーを、10位シード・コフィビルが下しました。

このゲームの立役者は、2022年に富永選手と同じネブラスカ大学に進学予定のマリ人留学生、6-10のブレイズケイタ

最終的にファウルドアウトしてしまいましたが、キャリハイの27得点、9リバウンドに加え、圧巻の4ブロックを、この大事な一戦で披露。

富永選手同様、ネブラスカ大学ファンを喜ばせました。

コフィビルも強かった!

   

富永啓生選手はNJCAAオールトーナメントチーム選出、スポーツマンシップアワード受賞!

ファイナル終了後、NJCAAトーナメントアワードがリリース

富永啓生選手がオールトーナメントチームに選出され、かつスポーツマンシップアワードを受賞!

*ブレイズケイタ選手もオールトーナメントチーム選出

まさに、有終の美。そしてネブラスカに希望をもたらすフィナーレとなりました。

   

しつこいですが、、、レンジャーカレッジは本当に素晴らしいチームでした。

富永選手の大会終了後のツイートに、全てが表現されていると思います。

   

富永啓生選手の次の舞台はネブラスカ!ビッグテンカンファレンス!

先日、勢いで(?)NBAも・・・と書きましたが、もちろん待ち受ける道は平坦ではないでしょう。

ネブラスカ番記者さんの記事

He has a significant adjustment waiting for him physically at the Big Ten level. Still, I see him as a player who can make an immediate impact for Nebraska as an offensive spark off the bench next season.

ビッグ10のレベルでは、身体面で大きなアジャストが必要。しかし、来シーズンはベンチからの攻撃の起爆剤として、ネブラスカに即戦力として貢献できる選手だと思う。

ハスカーオンライン

さすがに冷静。。。

たしかに、サイズでは苦労することが多いでしょうし、主にパデューやミシガンステイトあたりのゴリゴリのバスケットボールにも苦しむでしょう。

が、今回のトーナメントで見せたパフォーマンスはあまりも見事。

NCAAトップレベル(というよりトップでしょう)のビッグテン校ディフェンスをかわし、次々とスリーポイントを決める富永選手の勇姿が今から楽しみです。

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