<日本が世界で勝つために>バスケットボールの試合で勝つために①
<日本が世界で勝つために>バスケットボールの試合で勝つために②
<日本が世界で勝つために>バスケットボールの試合で勝つために④
前の投稿で書いたゴールデンステイト・ウォーリアーズの成功。
NBAだとあまりにレベルが高すぎる、また、ウォーリアーズが「小さくて能力に劣るからスリーポイントを重要視した」のではなく、「NBAでチャンピオンになるにはスリーポイントが最も近道であり、あえてサイズの小さいスモールラインアップにした」という、”弱者が強者に勝つため”とは違う観点であることもありますが、3点シュートというルールが存在する限り、どのカテゴリーのバスケットボールにおいても応用はきくものと思っております。
参考↓
日本バスケットボール協会 東野技術委員長インタビュー前編
日本バスケットボール協会 東野技術委員長インタビュー後編
以下、抜粋です。
-近年、NBAではゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが大活躍しています。身長がさほど大きいわけではなく、ものすごい身体能力を持っているわけでもない選手が、シュート力やハンドリング能力で勝っていくというスタイルは、日本も目指せるのではと考えている人も多いと思うのですが。
「私もそう思います。逆に「先にやられたな」という感じはあります。日本はやはり、セオリーから考えれば奇想天外でも、とてつもないシュート確率だったり驚くようなテクニックで勝負しなければ世界と戦えません。でも、日本のバスケットボール界には、実はスキルコーチがほとんどいないのです。」
スキルコーチの存在についてはここでは触れませんが、スリーポイントが「弱者が強者に勝つ」ヒントになりうることは間違いなさそうです。
ここに前の投稿で書いた「期待値」について、今シーズンのNBA各球団の数字を載せておきます。
2016-2017NBA12月13日現在期待値による優先すべきショット
どの球団も(デンバー除く!)、2本もらえるフリースローの期待値が最も高いのは当然なのですが、その次に期待値が高いショットは、、、
実に16チームが、右か左のコーナースリーポイントショットなのです。
半分以上のチームにおいて、Restricted Area(ゴール下の制限区域。いわゆるゴール下。)のショットよりもコーナースリーのほうがより効率的であるとの結果。
*プルアップ、キャッチ&シュートはもちろん、打つ選手なども含めシューティングの更なる細分化はもちろん必要でしょう。
スタッツ分析が進んだからとはいえ、NBAにスリーポイントが導入された1979年からすでに37年。”気づく”のがあまりも遅かったかもしれません。。。