半分以上、ネタです(笑)。やってみたかった。
↓こちらがネタ元。
ジョージワシントン大学の渡邊雄太とゴンザガ大学の八村塁。
どちらの方が優れたプレイヤーでしょうか。
独断と偏見です↓
現段階では誰が比較しても意味がないでしょうけど。。。やってみたかったんです!
ポジジョンレスな現代バスケットボールにおいて、あえて分けるならばガード、ウィングとビッグ(マン)。2人は少なくとも1番、5番の選手ではなく、その「位置」は被ります。
*「将来」が近づいている渡邊はガードに近い動きをしていますが、現段階は2人ともウィングの選手でしょう。
もちろん、数字では上級生の渡邊ですね。
3年生の渡邊は中堅校ジョージワシントンにおいて、エース級のプレイヤー。
今季は少しの間故障に見舞われたものの、チーム2位の得点、同4位のリバウンドに、平均出場時間もチーム3位。
昨季あたりから磨きがかかっているディフェンスもよく脚が動いており、高評価。
個人的には将来を見据えて超絶シューターになってほしいとは思いますが、彼は日本代表をも手玉に取ったチームの中心的存在です。
しかし、所属チームは圧倒的に八村のゴンザガ。
ゴンザガに進んだことで、12月末の時点でありながら、KJ松井や伊藤大司、そして高橋マイケルが熱望したはずの、日本人男子初のNCAAトーナメント出場はまず間違いない状況です。
出場時間はチームが大きくリードした場合の終盤のみではあるものの、HCマーク・ヒューは必ず八村をコートに立たせています。
スリーポイントは7本打ってゼロ。渡邊のようにディフェンスでチームに貢献しているとも言い難いのですが、八村には可能性しか感じません。
言葉にするのが難しいのですが、「器」が大きすぎて、シューティングやボールハンドリングなどが小さいオマケのように見えてくる、とでも言いましょうか・・・。
シーズン前に8位指名と予想された2018NBAモックドラフトからはすでに名前が消えていますが、これは”想定内”。きっと彼は同じところに戻ってくる。そう思います。
ただ「NCAAトーナメント常連校のゴンザガにリクルートされたから八村の方が上」というわけではありません。
2人のリクルーティング事情は異なります。
八村はFIBAのアンダーカテゴリーの世界選手権に出場できたことで、世界中にリクルート網を張り巡らせているゴンザガが勧誘。ジョーダンブランドクラシックに出場するなど、入学前からそれなりに知名度がありました。
一方FIBAイベントで世界デビューが出来なかった渡邊は、渡米してからの大学探し。東海岸のプレップスクールに進んだことで、お披露目は東部限定。もう少し機会があれば、渡邊がゴンザガなみのハイメジャー校に誘われていてもおかしくなかったでしょう。ご両親が揃って日本トップレベルのバスケットボール選手であった渡邊の「持って生まれたもの」は、決して八村に劣っていません。
あえて言うならば体重でしょうか。
身長206センチ(6-9)の渡邊雄太の体重は196lbs(88キロ)。
現在のNBAで、6-9の身長で体重が200lbs(90キロ)を切っている選手はわずか2人だけです(コリー・ブリュワーとブランドン・イングラム)。渡邊よりも2インチ背が低い、6-7のスーパーシューター、カイル・コーバー、そして(誰が言い始めたか)渡邊雄太の比較対象とされてきた元NBAプレイヤーの6-9、テイション・プリンスも体重は96キロあるのです。
シューティングにさらに磨きをかけながら、かつ体重を増やすこと。これは渡邊の課題だとは思います。
「大器」八村も身につけるべきものは無数にあるでしょう。何より、ゴンザガでの出場時間やスターターポジションの確保は、「将来」を見据えれば必須のはずです。
八村の比較対象、目標とすべきプレイヤーは・・・誰でしょうねぇ。ウィングスパンは置いといて、、、6-8(203センチ)で225lbs(102キロ)という八村のサイズと同じなのは、、、ハリソン・バーンズ、TJ・ウォオーレン、ウィルソン・チャンドラーにゴードン・ヘイワードあたり。また、ケネス・ファリードもほぼ同じ体格です。”王様”レブロン・ジェームスも6-8ですが、体重は250lbs(113キロ)。ルーキーイヤーから240lbs(108キロ)はありました(現在のカーメロ・アンソニーと同じ)。
こうして、NBA選手の名前を比較対象としてあげるだけでワクワクしてくるものです。
そして2人のすごいところは「ちょっと彼らのこのプレイを真似してみて」と頼んだら、(たぶん)できること。
細いけど、渡邊はプリンスよりもしなやかな感じさえしますしね。
楽しみです!