*今回は自分の備忘録を兼ねて。
FIBAとWABC(世界バスケットボールコーチ協会)がトレンドを発表
タイトルどおり、FIBAと世界コーチ協会がレポートをリリースしました。
分析対象は、直近の世界大会。シニア(フル)代表による、男女のワールドカップのみならず、U19、U17、そしてオリンピックも含まれています。
*NBAなととの比較もあり。
→全資料
概要-世界のバスケットボールトレンド
アシストが増加:”よりチームバスケットボール”
オリンピックにおける、平均チームアシスト数の推移
2008北京 | 13.4 |
2012ロンドン | 17.2 |
2016リオデジャネイロ | 19.7 |
スリーポイントの試投数が増加
オリンピック | NBAプレイオフ | |
2008 | 22.6 | 14.7 |
2016 | 23.4 | 21.5 |
ユースも含めた、全カテゴリーで引き続き増えているようです。
ペリミタープレイヤー(アウトサイドの選手)(ガードとウィング)の得点が増加(女子ワールドカップ)
2010チェコ | 33.1% |
2018スペイン | 50.5% |
ビッグの得点割合は、66.9%から49.4%へ減少。
2019年の男子ワールドカップでは、ペリミター選手の割合が28.4%。女子に比べるとインサイド依存だが、2010年の17.2%から上昇。
エリートレベルにおける、eFG%がNBAと同じ:50.9%
eFG%- Effective Field Goal Percentage; the formula is (FG + 0.5 * 3P) / FGA. This statistic adjusts for the fact that a 3-point field goal is worth one more point than a 2-point field goal. For example, suppose Player A goes 4 for 10 with 2 threes, while Player B goes 5 for 10 with 0 threes. Each player would have 10 points from field goals, and thus would have the same effective field goal percentage (50%).
Basketball-Reference
女子オリンピックとWNBAとの比較でも%が上昇傾向とのこと。
男子ワールドカップにおける接戦が増加傾向
2019年のワールドカップにおいて、6点差以内のゲームが全92ゲーム中34.9%。
14点差以上のゲームが減少。
日本代表はまだまだこれから
個人成績でも、女子は何名か名前が載るのですが、男子は皆無。
まだ分析されるにも至っていないのが現状。
これからですね!